夜勤「専従」のメリットも
夜勤「専従」で働くという選択肢
介護職は、シフト制の勤務となるのが一般的です。早出や遅出、日勤、夜勤といったように、1人の職員がいろいろな時間の勤務に入らなければなりません。シフト勤務のなかでも敬遠されがちな夜勤ですが、夜勤だけをする夜勤「専従」という働き方を希望する人もいます。なぜ、敬遠されがちの夜勤をわざわざ希望するのかというと、それだけメリットも大きいからなのです。それでは、夜勤専従で働くメリットとは、どのようなものでしょうか。
夜勤のメリットを最大限に活かせる
夜勤のメリットを最大限に活かせるのが、夜勤専従という働き方です。基本給に加えて夜勤手当が出るので給与がアップすること。日中の時間が有効に使えること。これらのメリットが、夜勤専従であれば最大限に活かせます。
給与面では、夜勤専従の方が日勤と夜勤を合わせた場合よりも、ずっと高くなります。日給が20,000円を超えることもめずらしくありません。例えば、若いうちに貯金をしておきたい、子どもがいるのでお金が必要、家や車などの大きな買い物をする予定がある場合に、同じ介護職でも夜勤専従の方が有利にお金を貯めることができます。
また、日中の時間がまとまって活かせるので、習い事や興味のあることを深める、キャリアアップのために時間を使う、平日でないと出掛けられないところに出掛ける、家の用事を済ませるといった場合に、それぞれの事情に合わせて、有効な時間の使い方をすることができるのです。
規則正しい生活ができる
夜勤専従の大きなメリットとして、生活リズムが整う、規則正しい生活ができるという面があります。
日勤や夜勤、早出や遅出など、いろいろな勤務時間が入り混じっている場合、生活リズムを整えるのが難しくなります。実際に体調を崩してしまう人も多いのです。その点、夜勤専従となると夜が中心にはなるものの、毎日の生活リズムは決まってきます。慣れるまでは大変ですが、慣れると決まった時間で規則正しい生活ができるのは大きなメリットです。
採用の際にもメリットが大きい
「夜勤ができる」というだけでも、採用される際に有利になります。ですが、夜勤専従を希望するとなると圧倒的に有利です。多くの施設では、常に夜勤の人手不足に悩んでいますので、夜勤専従を希望する人材はかなり魅力的です。その場ですぐに採用ということもめずらしくありません。また、夜勤専従の求人は応募者も多くはないので、狙い目と言えるでしょう。
2017.12.01